専業農家がシェア畑(レンタル農地)の選び方を徹底解説

都市部に住んでいても農業をやりたい方に、最近ではシェア畑(レンタル農地)というサービスがあります。
これは大きな農地のひと区画を借りて、好きに作物を育てることができるサービスです。

農機具や水なども貸していただけるので、一からいろいろそろえる必要もなく、かつ都市部にいてもいける距離にもあるものもあります。

でもやっぱり都合のいいことばかりでもないのが現状です。せっかく畑を借りたのにあれがない、これがないってこともよくあります。
そうならないためにも、これから説明する選ぶポイントをしっかり把握していくことで、実際に畑を借りたときの対応もスムーズになり、楽しい畑ライフを満喫することができます。

それではさっそく紹介します。



手ぶらで行けるか(農具)

農具

農業をスタートするのにとてもたいへんなのは農具をそろえるところです。

  • クワはどんな形がいいのか?
  • 草抜きにはどんな道具を使えばいいの?
  • カマなどの刃物を持ち歩くのはちょっと…

考えたらきりがありません。
こういった農具がしっかりと全部そろっているところを選ぶのがポイントです。

また、農具の数も重要です。

畑を借りている方々がたくさん訪れるのは主に週末になりますが、そのときに使いたい農具使われているとざんねんですよね。
農具の数を直接電話して聞いてみるのもいいですし、見学にいって自分の目でみて、加えて触ってみるのもいいかもしれません。
そうすることで実際に農業をするときのイメージがどんどん膨らんでいきます。

手ぶらで行けるか(資材)

資材

農具だけチェックすればいいわけではありません。
加えて重要なのが資材になります。

資材というと、支柱だったり防虫ネットだったりと実際に手を動かして使う農具とは違って畑で一定期間使いっぱなしにしておくものです。

ここが有料になっているところ、またはない場合もあります。
資材の有無も確認ポイントになります。

【重要】手ぶらで行けるか(種・苗・肥料)

苗

場所と道具は貸すけど種・苗・肥料は自分で用意してきてねというところは少なくありません。
車があればある程度の重たいモノも運べますが、電車移動だとそういうわけにはいきません。

借りた畑のある農園が時期ごとの種・苗を用意してくれて、それにあった肥料まで用意してくれていたら最高です。
農園側が用意してくれているわけですから、畑の状態にぴったりなものであることも間違いありません。

ホームセンターに売っているものもいいですが、やはりプロの目線で用意してくれているものを使うのが確実です。

それら種・苗・肥料を使いながら、プロの知識も学べる良い機会になるかもしれません。
しっかり質問して聞いてみるのもいいですね。

相談できるか

相談

初めて畑をすると、かなりの確立で失敗することがあります。
農家は簡単そうに作ってしまいますが、やはりそこはプロです。知識と経験値が違います。

そうすると素人の自分ではハードルが高いような気がしますよね。
でも最近はそんな方も安心して畑をしてもらえるように畑のプロがいるシェア畑もあります。

相談はもちろんのこと。忙しくて畑にいけないときも代わって畑のお世話にしてくれるところもあります。

相談できるプロがいれば野菜作りは間違いなくうまくいきます。

勉強会はあるか

勉強

プロがいるのでそういったシェア畑では勉強会が開催されることもあります。
これはシェア畑を借りてくれている人向けのものと、一般向けで誰でも参加できるものあったりもします。

初心者でちょっと不安だって方は、そういった一般でも参加可能の勉強会にいってもみてもいいかもしれません。

予習・復習できるか(紙媒体)

学ぶ

プロに相談できて、勉強会もあればどんどん農業スキルは上がっていきいい作物がどんどんできていきます。
でもそれは聞いて初めてわかることであって「何が分らないのか」が分らない状態だと、何をプロに相談すればいいのか?どんな勉強会に出ればいいのか?ということにもなりかねません。

シェア畑の農園が「テキスト」や「資料」を用意してくれているところもあります。
なんとなく眺めるだけでも予習になり、かつ復習にもなります。

こういった紙媒体での張り出し、配布物が豊富にあるか、ないかもシェア畑を選ぶポイントになります。

無農薬はできるか

無農薬

無農薬は畑をするうえでとても難しく、多くのプロ農家さんたちは農薬を使っているのが現状です。

国の定めた規定量以下で使う農薬であれば健康被害はでないのですが、それでも気になるところではありますよね。
借りるシェア畑があっちもこっちも農薬を使うものだったら、自分が無農薬で作物を育てたくても農薬がお隣さんから飛んでくるといったもの珍しくありません。
そうするとせっかく作った作物に農薬がかかってしまい、スーパーで普通に買うのと大差がないことになります。これではおもしろくありませんよね。

どうせ作るなら無農薬。これが実現できるシェア畑かどうかも選ぶポイントになります。

洗い場はあるか

水

畑を借りてすごくいい作物ができたらいよいよ収穫です。
喜びが爆発する瞬間ですね。本当にうれしいものです。

でもそんな収穫した作物をきれいに洗えずに土が付いた状態で家まで持って帰らないといけないとしたら、なんだかあまりおもしろくないですよね。
へたしたら家のシンクが土だらけになって汚れてしまうかもしれません。

そうならないためにも収穫後にすぐにきれいに土を洗い流したいのが正直な気持ちです。

洗い場があるか、ないか。加えて、洗い場の使い勝手がいいかも選ぶポイントです。

高さや清掃状況をチェックしてみて、実際に使う場合のことを想像してみましょう。

トイレ・休憩所はあるか

トイレ

農家さんは家に帰ればトイレだって、休憩だってできますが、私たちがたびたび農家さんの家にいくのは気まずいですよね。

シェア畑がある農園内、または近くにそういったトイレと、休むための休憩所があるかを見るのもポイントになります。

特に夏場の暑い時期は熱中症が気になります。
休憩所がしっかり日陰になっているか、加えてジュースやお茶の販売などがあるかもポイントになります。

イベントはあるか

パーティー

春はおいしい野菜お弁当を食べながらお花見。夏は夏野菜カレーをみんなでワイワイ言いながら食べる。秋は焼き芋。など、季節ごとにイベントが用意されているかもチェックポイントになります。

せっかくシェア畑を借りたのですから、作るだけではなく楽しいイベントを通して畑仲間たちと交流するのも畑ライフの醍醐味です。

畑といった共通の趣味を持った人たちが集まっているので打ち明けるものそんなに難しくなく、その後畑で出会ったら世間話なんてしてみたりもできる関係性になれるかもしれません。

田舎ではよくある光景です。畑のお世話にいったのに、となりの奥さんとしばらく世間話をしてしまうとか。
とても心が穏やかになっていくのを感じる事ができるはずです。

見学はできるか

ポイント

いろいろポイントを説明してきましたが、それらを見学できるかが実は一番重要です。
シェア畑によっては無料の見学会を開催しているとこもあります。

ぜひ自分の目で確認して、実際に質問をしてみて決めてみてください。

 

以上がシェア畑(レンタル農地)を選ぶポイントになります。

畑をやりたくてスタートしたけど、思っていたのと違ったという方も少なくありません。
そうならないためにも徹底的なサポート体制が整っているシェア畑がオススメです。



専業農家も相談者がいる

私は会社を立ち上げて専業で農業をやりつつ、そこで作った野菜や果物を使って加工品を作っています。3年目になり、おかげさまで売り上げは右肩上がりを継続しています。

そんな私でもときどき農業についてわからなくなることがあります。
そういうときは農業の先輩(先生)に聞くのが一番です。
解決策をすぐに教えてくれます。

シェア畑をする上でも育てる作物に応じて適切にアドバイスをしてくれる方がいるのは重要です。
ぜひ親身になっていろいろ教えてくれるシェア畑を探してみてください。

ポイントまとめ

  • 手ぶらで行けるか(農具)
  • 手ぶらで行けるか(資材)
  • 【重要】手ぶらで行けるか(種・苗・肥料)
  • 相談できるか
  • 勉強会はあるか
  • 予習・復習できるか(紙媒体)
  • 無農薬はできるか
  • 洗い場はあるか
  • トイレ・休憩所はあるか
  • イベントはあるか
  • 見学はできるか

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